以下は、5月以降の「新型コロナウイルスに関する豊中青藍塾の授業方針」の全文になります
保護者各位
新型コロナウイルスに関する弊塾方針について(5)
平素より当塾へのご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
さて、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が発せられたことを受け、弊塾の方針および「施設の使用制限」への対応およびいわゆる新型コロナウイルス感染症対応策についてもあらためてお伝えいたします。
1.弊塾の方針と対策期間について
これまでの通塾による対面指導を部分的に止め、インターネットを活用した「オンライン指導」を行う自宅学習に切り替えます。対策期間は5月7日から5月30日までといたします。ただし、学校の休校措置が解かれた場合は日程の変更がございます。
2.授業の実施について
◇小学生:算数・国語の受講生
以下の通り選択制を採用します➀通常通り教室に来て授業を受ける②自宅でオンライン指導を受ける③5月末までは休塾とし授業料は6月分で清算する。以上の内からお選びください。お手数ですが別途配布しました期日までにメールまたはお電話にて選択結果をお知らせください。
※レプトン英語生についても上記に準ずることといたします。
◇中学生
学年毎に曜日を割り振り週2回午前10時から12時までの2時間で 通常授業を教科の教科書範囲で学習いたします。授業は「Web会議システム」を利用して、学習進捗度のチェックおよび個別指導を行います。なお授業途中の質問はLINEを併用して別途「オンライン個別指導室」も設ける予定です。なお、今回はセキュリティー面で不安視されているWeb会議システムzoomの利用は避け、セキュリティー面に重点を置いたシステムに変更いたしました。詳細は後述いたします。
◇中学3年生:受験クラス「即アッププラス土曜講座」
受験生については、内容を見直し授業の形態をオンライン指導と通塾を併用して行います。水曜日の午後1時から3時までの2時間はオンライン指導で主にインプットを行います。更に土曜日の午前11時から正午までの1時間は教室において定着テスト(英単語、漢字、計算問題等)を中心に実施いたします。
◇自習室の利用
毎日午後1時から3時までの2時間は塾生全員が参加できる「オンライン自習室」を開設します。こちらは通常授業の曜日は関係ありませんので、塾生ならばだれでも参加できます。ただし質問は不可としますが巡回は行います。オンラインですが時間を共有する仲間を励みに緊張感を持って自習しましょう。また4月に行っておりました映像授業を延長して利用可能となりました。ここまでの授業で基礎基本が定着できていない塾生は自習時間を利用して復習を行ってください。
3.中間テストの実施について
4月の二週間余りは教科書範囲の基礎的部分を映像授業を活用した自学およびその定着を測る目的で確認テストを実施してまいりました。LINEを使った進捗管理は予想以上に塾生の皆さんの前向きな姿勢が伺え、日頃の自立学習の成果が実感できたことは非常にうれしく思います。ただ映像だけではわからないところをそのままにしてテストの結果が芳しくない塾生がいたのも事実です。そこで前述いたしましたように5月の授業からはオンライン指導を導入し、その場で疑問点を解消し「わからないことを残さない」ことに重点を置きつつ、対面授業時同様に「自立型」の授業を行うことといたします。
また以前お知らせいたしました学校の中間テストに代わる、「青藍塾オリジナル中間テスト(仮)」につきましては理科、社会については行わず英数国3教科の実施とし「密集」を避けるため、自宅での実施といたします。実施日時は5月6日午前10時とし、オンライン自習室にて一斉に行います。なお理科、社会については7日以降学校休校が延長された場合にあらためて実施を検討します。
4.オンラインシステムについて
今回オンライン指導に使用するオンラインシステムについては、当初導入予定でしたWeb会議システム「zoom」の使用は避け、セキュリティー面*を重視したWeb会議システム「Calling」を採用いたします。「Calling」の導入についての弊塾の考え方はコロナ感染症対策の一時的な導入ではなく永続的な仕組みとしての運用を視野に入れております。学校休校期間におけるオンライン指導が「集団指導型」、「個別指導型」、「自立指導型」のいずれの形態に馴染むのかも検証してまいります。この検証についてはCallingシステムの開発企業にも協力を得て、塾の新しい形を模索していきたいと考えております。
5.最後に
2月27日に最初の「新型コロナウイルスに関する弊塾方針について」を発信してから既に2か月が経過しました。この間弊塾では政府および大阪府の動向には注意を払いながら段階的に対応をしてまいりました。大方の予測では5月11日以降も学校の休校措置は延長されるとされています。弊塾でもみなさまのご協力の下オンライン指導の態勢も整いました。4月中は映像授業とスクーリングによる確認テストを実施しましたが、良い意味で予想を裏切り、塾生のみなさんの取組みには感心させられています。「自立学習」を推進している私自身が感心するのはおかしなことですが、世の中の混乱に動じずに前に進む姿勢を見せてくれる子供たちに勇気づけられているのは確かです。
感染者数の推移をもって楽観視する向きもあるようですが、まだまだ予断を許さない状況であるのは間違いありません。収束に向けた取組みはこれからも続く中、子どもたちのストレスや不安は大人の思うそれとは違うことも多々ございます。もしも、ご家庭においてお子さんの精神面や行動の変化でお気づきの点や不安に感じられることがございましたらお気軽にご相談ください。お子様だけでなく大人である保護者の皆様も不安を抱えたままでは、ご家庭内の生活が停滞してしまい、負のループに陥ってしまいがちです。こういったご負担を少しでも軽減すべく微力ながらお力添えできましたら幸いでございます。
2020年4月30日
豊中青藍塾 塾長 中村浩二
*補足資料
◆Callingのセキュリティー面について
・ソーシャルメディアへの自動投稿機能を制限が可能。管理者が機能を実装しない限り自動投稿機能はございません。(zoom、LINE、skype)
・Callingを使用する場合、生徒様の個人情報を一切入力すること無くスタートすることが可能です。(LINE、skype)特に、生徒様がアカウントを作成する必要も無い為、簡単に始める事が可能です。
・サーバは安全性の高いAWS(アマゾンが運用するクラウドサーバ)を使用して運用しております。AWSは日本だけでなく世界の大手企業のサービスでも使われている安全性が非常に高いサービスでございます。
例えば、OBCの勘定奉行や、トレンドマイクロ社のセキュリティシステムもAWSで運用されております。(zoomは自社サーバと言われております)
参照元:https://aws.amazon.com/jp/partners/isv-saas-portal/
・サービスの開発・提供は株式会社ネオラボ(https://neo-lab.co.jp/ 株式会社ネオキャリアの子会社)が行っている、国産のSaaSサービスでございます。
開発拠点は東京・ベトナムにあり、常時300名を超えるエンジニアを抱え、自社サービスの開発及び企業様の開発アウトソースを承っております。
・運用面のサポートは販売・開発を行う株式会社ネオラボ及び株式会社ネオキャリアで行う為、手厚いサポートが可能でございます。
以上